コンソールに文字を表示する(print)

Pythonプログラムによる自動化を紹介するサイトですが、最初はprint文を紹介します。

コンソールに文字を表示する。

シングルクオーテーション ’ を使って書く場合と

print('あいうえお')

またはダブルクオーテーション ” を使って書く場合があります。

print("あいうえお")

と書きます。実行結果は同じになります。

あいうえお
あいうえお

英語の文章の場合、主語と動詞を短くする場合があります。例えば、「I am」は「I’m」、「He is」は「He’s」など、短縮形はたくさんあります。この「I’m」や「He’s」をprint文で記載するときは、ダブルクオーテーションで囲む必要があります。

print('I'm')

print("I'm")

1つ目のprint文はエラーが表示します。

"(" が閉じられませんでした
ステートメントは改行またはセミコロンで区切る必要があります

文中に’が登場する場合は、ダブルクオーテーション で囲みましょう。 個人的に文中に ‘ を文字として出力することは少ないので、print文はシングルクォーテーションで囲んでいます。

print文の使い所

これと言った決まりは無いですが、プログラムの「開始、変数の内容確認、区切り、終了」で、よく使ってます。

print('開始')
print('')

print('STEP1 変数の内容を出力する')
keisan = 2 * 3
print(keisan)
print('')

print('STEP2 固定文字と、変数の内容を出力する')
keisan = 2 * 3
print(f'keisan={keisan}')
print('')

print('STEP3 固定文字と、変数の内容をstr型にして、3桁表示にして出力する')
keisan = 2 * 3
print(f'keisan={str(keisan).zfill(3)}')
print('')

print('終了')

実行結果は、

開始

処理1:変数の内容を出力する
6

処理2:固定文字と、変数の内容を出力する
keisan=6

処理3:固定文字と、変数の内容をstr型にして、3桁表示にして出力する
keisan=006

終了

プログラムの規模が大きくなると、いまどこが実行されているか判りづらいので、判別用によく使っています。

print文の紹介でした。

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